桃やりんごの樹の寿命はどのくらい?
まずはリンゴの一生から説明しましょう。品種や育て方で少々異なりますが、標準的なリンゴの樹の一生は大きく分けて
- 苗木期(1- 2年)
- 幼木期(3~4年)
- 若木期(5~10年)
- 樹形完成期(11~15年)
- 成木期(16~30年)
- 老木期(30年以上)
に分かれます。
収穫は普通は若木期に入ってから開始しますので5年目から、そして老木期になると収量が低下しますので、大体30年目までが本格的な収穫の対象になります。ですから、果樹園のリンゴの一生はおおよそ30年と思えばよいのではないでしょうか。もっとも、土の手入れを充分におこなって、適切に樹を管理してやれば50年くらいはもたせることもできます。
桃クリ3年といいますが、桃は成長が早くてその代わり寿命も短いのが特徴といえます。 1)幼木期 は3年くらいで、3年目から収穫ができます。6~7年で本格的な収穫の対象となる成木になります。 2)成木期 は大体25年目までですが、経済的に採算の合う 3) 経済的樹齢 は15~20年くらいだと言われています。勿論、病気に罹ったりしなければ樹自体の寿命は50-60年ありますが、普通の果樹園では様子をみながら20~25年で新しい樹に更新します。