くだものシーズンの幕開けを告げる福島のサクランボは、果肉と果汁が多いのが特徴です。
福島主力のサクランボ「佐藤錦」は、6月中旬から収穫され、大粒で、外観は鮮紅色で甘味が強く、果肉は軟らかく果汁が多いのが特徴です。
「ふくしまくだもの広場」を代表する桃は、種類も多く、袋をかけない「無袋栽培」が広く取り入れられています。太陽の光をたくさん浴びることで、糖度が高く濃厚な味わいとなります。
特に、福島県で命名され、県北地方で広く栽培されている「あかつき」は、8月上旬から中旬にかけて収穫され、日持ちが良く、果肉が緻密で果汁がたっぷり。とても甘く人気があります。
吾妻連峰の麓に位置する県北地方の西部地域では排水の良い土壌と盆地特有な高温多湿な気候、昼夜の温度差が肉質のやわらかく核の部分が小さい、味の良い梨が生産されています。8月下旬から、甘くて果汁たっぷりの「幸水」の収穫が始まり、9月中旬の「豊水」、肌がきれいで上品な味わいの「二十世紀」まで福島の秋の味覚を堪能できます。
秋の味覚、彩りを飾る福島のブドウは、9月の上旬から楽しむことができます。
大粒で極上の品種である「巨峰」や大粒で上品な味わいの種無しブドウ「高尾」など、福島産ならではの甘味が魅力です。
開花から収穫までの期間が長く、じっくりと完熟させた福島のりんごは果汁が多く、甘味と酸味が程よく調和しているのが特徴です。蜜入りりんごとして人気のある「サンふじ」を中心に、多くの品種が栽培されており、秋口からいろいろな味を楽しむことができます。